会員館紹介
竹中大工道具館TAKENAKA CARPENTRY TOOLS MUSEUM

竹中大工道具館は、日本で唯一の大工道具の博物館です。常設展は7つのコーナーに分かれており、唐招提寺金堂組物の実物大模型、五感に響くハンズオン展示などを通して大工道具の魅力をお伝えします。道具館そのものが「匠の技の数々を肌で感じてもらえる場」となっており、建物の各所には大工や左官、瓦師などによる伝統の職人技をちりばめました。
またここは道具を楽しむための博物館ですが、日本人が昔から大事にしてきたものづくりの心を受け継いていくための場でもありたいと考えています。シンボリックで自己主張の強い建築ではなく、人と自然をやわらかにつなぐ存在としての「和」の建築を楽しんでいただけば幸いです。
またここは道具を楽しむための博物館ですが、日本人が昔から大事にしてきたものづくりの心を受け継いていくための場でもありたいと考えています。シンボリックで自己主張の強い建築ではなく、人と自然をやわらかにつなぐ存在としての「和」の建築を楽しんでいただけば幸いです。
- ホームページ
- http://dougukan.jp
- 住所
- 神戸市中央区熊内町7-5-1
- 電話番号
- 078-242-0216
- 開館時間
- 9:30~16:30(入館は16:00まで)
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)
展覧会

開館40周年記念企画展「建具解体新書 ほどく・くむ」
空間を間仕切る扉や戸。これら「建具」は毎日何度も開け閉めをして、触らない日がない、頻繁に使われる建築装置です。特に、神社仏閣などの文化財建造物の建具は、建物の長い歴史とともに開閉が繰り返されてきました。数百年経ってもなお、機能し続ける建具。その長持ちの秘訣とは。
本展では、解体することで見えてくる建具の内部構造と損傷した材を補修して機能を再生する修理の技に着目し、ユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技」を構成する「建具製作」の伝統技術に深くメスを入れます。見えないところにこそ仕事を凝らす建具師の真髄をご覧ください。
- 開催期間:2025/3/8~2025/5/11
■図録
建具解体新書 ほどく・くむ
- 価格:3,300円
展覧会

第20回伝統工芸木竹展(第4回神戸展)-全国の木工芸・竹工芸作家による公募展-
はっきりとした四季と湿潤な気候に育まれた良材に恵まれて、我が国の木竹工芸は、技術的・芸術的に優れた独自の工芸として発展してきました。本展ではこの伝統を継承しつつ、今日の生活に即した木工芸・竹工芸作品を全国から公募し、厳選した入選作と重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品56点と遺作2点を一堂に展示します。
- 開催期間:2025/5/24~2025/6/29
■図録