会員館紹介
神戸市立博物館KOBE CITY MUSEUM

1935年建築の旧横浜正金銀行を増改築し、1982年に開館。1998年には登録文化財となる。基本テーマは「国際文化交流-東西文化の接触と変容」。館蔵品は、国宝・桜ヶ丘銅鐸(どうたく)・銅戈(どうか)をはじめとする考古・歴史資料、池長孟(いけながはじめ)氏が収集した南蛮紅毛美術および、棚橋淳二氏収集のびいどろ史料庫コレクションなどの美術資料、南波松太郎氏・秋岡武次郎氏が収集したコレクションを主体とする古地図資料の3分野から構成され、神戸の歴史と文化交流の有様を示す資料の収集・保存に努めている。
- ホームページ
- https://www.kobecitymuseum.jp/
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区京町24
- 電話番号
- 078-391-0035
- メールアドレス
- museum@office.city.kobe.lg.jp
- 開館時間
- 9時30分~17時30分(金曜・土曜は20時まで開館)
- 休館日
- 月曜日(祝日・振替休日の時は開館し、翌日休館)、年末年始、展示替期間
展覧会

特別展「蒐集家・池長孟の南蛮美術―言葉から紡ぐ創作(コレクション)」
神戸市立博物館の美術コレクションの核といえる神戸の蒐集家池長孟(いけなが はじめ/1891-1955)が収集した南蛮美術の数々。
現在、そのコレクションには、国指定重要文化財の「聖フランシスコ・ザビエル像」、狩野内膳筆「南蛮屏風」、「泰西王侯騎馬図屏風」をはじめ、今日美術史を語る上で欠かすことのできない作品が含まれています。
昭和15年(1940)、池長孟は神戸の熊内町(くもちちょう)に池長美術館を創設します。収集したコレクションを自身で楽しむためではなく、一般の人々に向けて公開することで、芸術文化の価値を共有しようと考えました。その思いの一端を知ることができるのは、池長孟が遺してくれた、さまざまな「言葉」です。
本展では、池長孟歿後70年の節目の年に、未公開の池長孟関係資料とともに、彼が遺してくれた言葉をたどりながら、その活動を検証します。世界に誇る南蛮美術の名品が、神戸に伝わっていることの意義に触れる機会になれば幸いです。
- 開催期間:2025/4/26~2025/6/15
■図録
蒐集家・池長孟の南蛮美術―言葉から紡ぐ創作(コレクション)
■イベント
【講演会】蒐集家・池長孟の創作(コレクション)
時間:14時~15時30分(開場13時)
/定員:140名(当日受付、先着順)※当日、13時から講堂前で整理券を配布
/参加費:無料(ただし、当日ご使用いただける本展観覧券が必要)
- 開催日時:2025/5/11
- 会場:神戸市立博物館 地階講堂
- 出演者:中山 創太(神戸市立博物館学芸員)
■イベント
【講演会】文化人・永見徳太郎の仕事と池長孟
時間:14時~15時30分(開場13時)
/定員:140名(当日受付、先着順)※当日、13時から講堂前で整理券を配布
/参加費:無料(ただし、当日ご使用いただける本展観覧券が必要)
- 開催日時:2025/5/25
- 会場:神戸市立博物館 地階講堂
- 出演者:松久保 修平(長崎県美術館 学芸員)