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  2. 顕彰:日本博物館協会賞

顕彰

日本博物館協会では、平成30(2018)年に協会創立90周年を迎えるに際し、記念事業の一環として特別表彰を行いました。その後、この事業を発展的に継続させることは日本はもとより世界の博物館振興に資するとの判断から、日本博物館協会賞を創設いたしました。本賞では、日本の博物館の振興に大きく貢献し、他の博物館の模範となる顕著な成果を挙げていると認められる国内施設を顕彰いたします。
日本博物館協会賞の受賞規程については下記をご参照ください。

日本博物館協会賞授与規程

日本博物館協会賞

過去の受賞者

第五回日本博物館協会賞

・小樽市総合博物館

第四回日本博物館協会賞

・明石市立天文科学館

第三回日本博物館協会賞

・大原美術館

第二回日本博物館協会賞

・福井県年縞博物館

第一回日本博物館協会賞

・北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)

・ちひろ美術館(東京・安曇野)

功労者表彰

昭和50年に制定された功労者顕彰規程により、永年勤続・事業への顕著な功績・防火防災への尽力・博物館への寄付、寄贈者に対して、毎年表彰を行っています。

棚橋賞

日本の博物館の黎明期に、生涯を通じて博物館発展にご尽力された棚橋源太郎先生(明治2年~昭和36年)を偲び、その功績を末永く伝え、博物館関係者の資質の向上と「博物館研究」の発展を図るため、ご遺族の寄付、会員や関係者の寄付により昭和37年に制定されました。

毎年、有識者による棚橋賞選考委員会を組織し、「博物館研究」掲載原稿の中から選ばれた優秀な論文に対して賞状と賞金の授与を行っています。

博物館活動奨励賞

平成25年度より博物館活動を奨励し、博物館関係者の資質の向上と意識の高揚を図るため、毎年、有識者博物館活動奨励賞選考委員会を組織し、「博物館研究」掲載原稿の中から選ばれた優秀な報告レポートに対し賞状と賞金の授与を行うこととしました。

過去の受賞者

功労者については次の通り授与されました。(敬称略)

1号(永年勤続)表彰 

   64名

4号(寄附・寄贈)表彰

  ご芳名       館園名

   佐々木 良三   秋田県立近代美術館

   三谷 美彌子   香川県立ミュージアム

   棚橋賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:西浦 直子 (国立ハンセン病資料館学芸員(事業部事業課長))

受賞論文:「変革の力を得る場としての博物館」

掲載号:「博物館研究」令和5年2月号(Vol.58No.2)

    博物館活動奨励賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:若松 杏奈 (鳥取県立博物館総務課主事)

受賞論文:「公募型のオリジナル・ミュージアムグッズの開発とその反響」(投稿)

掲載号:「博物館研究」令和4年9月号(Vol.57 No.9)

受賞者:山本 堯 (泉屋博古館学芸員)

受賞論文:「中小規模美術館における調査研究のいま─泉屋博古館の実践例から」

掲載号:「博物館研究」令和4年11月号(Vol.57 No.11)

受賞者:黒田 有寿茂 (兵庫県立人と自然の博物館主任研究員/兵庫県立大学自然・環境科学研究所准教授)

受賞論文:「人と自然の博物館におけるジーンバンク活動の推進:地域野生動物の保全に向けて」

掲載号:「博物館研究」令和5年2月号(Vol.58 No.2)

功労者については次の通り授与されました。(敬称略)

1号(永年勤続)表彰 

   56名

2号(博物館事業功績)表彰

     ご芳名       館園名

   岡田 康博    三内丸山遺跡センター

4号(寄附・寄贈)表彰

  ご芳名      館園名

   故福井 正典  京都府京都文化博物館

   内藤 雅行   岡山県立博物館

   棚橋賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:伴 和幸 (豊橋総合動植物公園研究員)

受賞論文:「なぜ動物園で駆除された動物を餌として利用するのか?

―廃棄物の利用で終わらせないために」

掲載号:「博物館研究」Vol.56 No.7

    博物館活動奨励賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:渡辺 友美 (東海大学教職資格センター講師)

受賞論文:「ダンボール什器を活用した巡回展活動から特別展のゴミ問題を考える」

掲載号:「博物館研究」Vol.56 No.7

受賞者:武田 周一郎、千葉 毅 (神奈川県立歴史博物館学芸員)

受賞論文:「収蔵庫の浸水を想定した資料搬出訓練の実践と課題」

掲載号:「博物館研究」Vol.56 No.9

功労者については次の通り授与されました。(敬称略)

1号(永年勤続)表彰 

   59名

2号(博物館事業功績)表彰

     ご芳名      館園名

  林 宏一    さいたま市岩槻人形博物館

  關 雄二    国立民族学博物館

4号(寄附・寄贈)表彰

  ご芳名     館園名

  千石 唯司  兵庫県立考古博物館

  烏頭尾 精  奈良県立万葉文化館

   棚橋賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:渋谷 美月(北海道博物館学芸員)

受賞論文:「大きなコミュニティとなったおうちミュージアム」

掲載号:「博物館研究」Vol.55 No.10

   博物館活動奨励賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:持田 誠(浦幌町立博物館学芸員)

受賞論文:「コロナ関係資料収集の意義と必要性」

掲載号:「博物館研究」Vol.55 No.11

受賞者:矢野 真志(面河山岳博物館学芸員)

受賞論文:「観光地の小さな博物館によるビジターセンター的活動と地域振興」

掲載号:「博物館研究」Vol.55 No.12

  博物館活動特別奨励賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:草刈 大介(PLAY! ミュージアムプロデューサー)

受賞論文:「PLAY! MUSEUM『絵とことば』のミュージアム 続けていく、みんなの場所をつくる。」

掲載号:「博物館研究」Vol.56 No.2

功労者については次の通り授与されました。(敬称略)

1号(永年勤続)表彰 

   69名

2号(博物館事業功績)表彰

     ご芳名      館園名

     真室佳武   東京都美術館

   棚橋賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:石垣悟〈東京家政学院大学現代生活学部准教授)

受賞論文:「災害から考える有形の民俗文化財と地域博物館」

掲載号:「博物館研究」Vol.54.No.7

   博物館活動奨励賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:冨樫和孝(北杜市オオムラサキセンター環境等事業責任者)

受賞論文:「地域に根差した昆虫館活動の現在―国蝶オオムラサキが棲む里山の昆虫館から」

掲載号:「博物館研究」Vol.54.No.11

受賞者:高橋満(福島県立博物館専門学芸員)

受賞論文:「博物館における震災の継承―震災遺産保全のケースステディ」

掲載号:「博物館研究」Vol54No.7

功労者については次の通り授与されました。(敬称略)

1号(永年勤続)表彰 

   56名

2号(博物館事業功績)表彰

     ご芳名      館園名

     千名 良樹   科学技術館

   棚橋賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:諸坂佐利〈神奈川大学法学部准教授)

受賞論文:「我が国の「水族館」を取り巻く法環境に関する法解釈学的及び法政策学的考察

―いわゆる「イルカ問題」にも触れながら」

掲載号:「博物館研究」Vol.53.No.11

   博物館活動奨励賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:林美帆(公害地域再生センター研究員)

受賞論文:「公害反対運動から生まれた公害資料館 西淀川・公害と環境資料館の取組」

掲載号:「博物館研究」Vol.53.No.12

受賞者:山下美晴(舞鶴引揚記念館長)

受賞論文:「地方都市の博物館と地域との協働による取組

―次世代への継承から次世代による継承へ」

掲載号:「博物館研究」Vol53.No.12

受賞者:阿部敬(十日町市博物館学芸員)

受賞論文:「研究に活用される二次資料―第2の発掘としてのレプリカ法」

掲載号:「博物館研究」Vol53.No.8

功労者については次の通り授与されました。(敬称略)

1号(永年勤続)表彰 

  42名

4号(寄付・寄贈)表彰

 ご芳名 館園名
 澤田 大多郎 小坂町立総合博物館郷土館
 大山 祥子 栃木県立美術館
 佐藤 加代子 東京都歴史文化財団東京都美術館

棚橋賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:田中裕二(東京都江戸東京博物館)

受賞論文:「公立博物館の外部資金調達―その経緯・事例・課題」

掲載号:「博物館研究」Vol.52.No.12

博物館活動奨励賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:ミンスラ(大阪大学大学院)

受賞論文:「外国人が見たミュージアムの多言語対応―適切な多言語化とはいかなるものか」

掲載号:「博物館研究」Vol.53.No.1

受賞者:関合雅敬(あくあぷらんつ・もぐらんぴあ)

受賞論文:「まちなか水族館での4年8か月」

掲載号:「博物館研究」Vol52.No.8

博物館活動特別奨励賞については次の通り授与されました。(敬称略)

受賞者:子どもひかりプロジェクト

受賞論文:「子どもたちの目の輝きと学芸員の自己実現―震災復興支援活動から始まった

       『子どもひかりプロジェクト』の5年間」(八木剛:兵庫県人と自然の博物館)

掲載号:「博物館研究」Vol.52.No.8