寄付のお願い
博物館・未来を考える場所

過去の自然環境、人々の営みの記録と記憶から
いまを生きる人々とともに課題を読み解き、
未来に生きる人々に知恵と希望を受け継いでいくー
日本博物館協会は日本全国の博物館を支援しています
博物館とは
博物館は過去のものを保存するだけの場所ではありません。
(1)博物館は、過去と現在の対話の場であり
(2)博物館は、過去と未来をつなぐ場であり
(3)博物館は、未来を考える場
なのです。

博物館は、過去と現在の対話の場
博物館は昔の資料を収集、保存するだけの場所ではありません。人類の遺産である貴重な資料の調査研究をしたり、その成果を展示など様々な形で発信することにより、いまを生きる私たちに歴史からの学びを伝えてくれます。また、文化芸術を通じて、私たちの創造力と感性を育み、人間相互の理解を深めてくれる拠点でもあります。

博物館は、過去と未来をつなぐ場
博物館に保管されている文化資源は、学芸員の調査研究を通して価値が与えられます。その情報をデジタルアーカイブ化して、社会に公開する取り組みが進んでいます。博物館の資料や情報に、だれでも、どこからでもアクセスできて学ぶことができるようにしなくてはなりません。時空を超えて過去の叡智を知り、そしていまに生きる私たちが未来を考え、生み出すための「つなぎ」の場が博物館なのです。

博物館は、未来を考える場
博物館は地域の歴史・文化・アイデンティティの源泉となる知識の宝庫であり、地域のより良い未来を考えるためのさまざまなアイディアを提供してくれます。多くの人が訪れる博物館は、観光や国際交流の拠点として地域を盛り上げることもできます。また、多彩な文化資源を持つ博物館は、地域の学校や文化施設、福祉や医療の分野などと連携して活用することで、地域の人々のウェルビーイングの向上に貢献することができます。
博物館の役割を最大限に発揮してもらうためにー日本博物館協会が目指していること
博物館はその地域の歴史や文化、専門性等により、それぞれ唯一無二のユニークな特徴があります。また近年は、文化芸術振興、文化観光、まちづくりへの貢献等、社会資本として地域社会へのさらなる貢献が期待されています。博物館の役割の多様化が求められる一方で、財政や人材の確保等、深刻な課題を抱える博物館が多くあります。日本博物館協会は公益財団として、博物館が抱える共通の課題の解決と博物館の振興を使命としてさまざまな事業を行っています。
博物館の調査研究

- 月刊誌「博物館研究」を刊行
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博物館の取り組むべき課題について毎号特集テーマを組むとともに、国内外の最新の情報をお伝えします。
- 全国博物館大会の開催
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年に一度、全国から博物館関係者が集まり、博物館に関する諸問題や研究成果を話し合います。情報交換ができる貴重な機会となっています。
博物館の活動を支える

- 災害支援
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国内外の大規模災害等で被災した博物館・文化財に対して、現地での救援活動への職員派遣や募金・寄付金の募集等の支援を行っています。
- 車いすとベビーカーの無償提供
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子育て世代、高齢者、障がい者の皆さまにも博物館を利用いただくために車いすとベビーカーを無料で提供しています。
博物館について研究する

- 博物館総合調査
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約5年ごとに実施する全国の博物館の実態調査。それぞれの博物館の運営状況を知ることのできる貴重な統計データで、各博物館の運営改善だけでなく、博物館政策の検討にも活用されています。
- 新博物館登録制度の在り方に対する調査研究
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2022年に改正された博物館法の周知とともに、博物館制度の拡充に向けた取り組みを、文化庁とも連携しながら行い、日本の博物館の充実に努めています。
博物館で働く人の能力を高める

- 美術品梱包輸送技能取得士認定事業
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美術品は安全安心な輸送が不可欠です。美術品の輸送業者の梱包輸送技能の維持向上を目的として、技能認定を行っています。
- 研究協議会・フォーラム等の開催
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博物館制度や文化財の保存・修復等、博物館の運営現場に共通する課題を取り上げ、発表や討論を行い、博物館で働く人々のスキルアップに取り組んでいます。
博物館の国際交流

- 国際発信・国際交流体制強化
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国内博物館の振興に不可欠な国際化を進めるため、ICOM(国際博物館会議)を中心とする博物館の国際的な動向を紹介するとともに、国際的な博物館活動への積極的な参加を促し、国際的に活動できる人材の育成を支援しています。
- 「国際博物館の日」事業
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ICOMが「国際博物館の日」に定めた5月18日を中心に、毎年、国内の博物館に参加を求め、無料開館等のイベントや記念シンポジウムの開催等を通して、広く博物館の意義を社会にアピールしています。
日本博物館協会は2028年に創立100年を迎えます
1世紀の間 日本の博物館を応援してきました
昭和3(1928)年から1世紀、日本の博物館の振興のために
日本博物館協会は、博物館法や制度等の情報の提供や月刊誌の発行、全国大会・研修会・シンポジウム等の開催、運営の相談等、多様な事業をとおして博物館を支援しています。


博物館を利用するのにご不自由をお持ちの方のために
日本博物館協会は日本宝くじ協会からご支援をいただき車いす・ベビーカー合わせて約5600台を提供しました。
「足が不自由なので博物館へ行きゆっくりコレクションを見ることをあきらめていました。車いすがあってよかったです。」
大規模災害等で被害を受けた博物館や文化財の復興支援
地震や豪雨等の災害で大きな被害を受けた国内外の博物館や文化財のレスキュー、復興支援を、関係機関との連携の下で行っています。
「ウクライナの博物館、博物館の専門家、そしてウクライナの人々に対する親切で不断の支援に心から感謝申し上げます。」(ICOMウクライナ委員長より)


博物館の国際化の促進
ICOMの日本委員会の事務局機能を担い、博物館の国際動向の情報発信や、人材育成を支援しています。
博物館の次の100年に向けて、日本博物館協会の挑戦を応援してください!
日本博物館協会は、博物館が抱える共通の課題の解決と博物館の振興のために更なる事業を充実を計画しています。そのためには多方面からのご支援が必要です。
皆さまからのご支援は、博物館の次の100年に向けて大切に使わせていただきます。
- 博物館を支援する制度の充実
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博物館法に規定される登録博物館や指定施設を増やすとともに、博物館への支援を行える機能を充実させる。
- 将来の博物館を担う人材を育てる
学芸員をはじめとした博物館職員に対する研修の充実と機会を強化 -
博物館単体では難しい、学芸員や職員の専門的スキルやノウハウを学び、現場に活かせる研修の充実や、海外での研修等への参加を支援する。
- 博物館に関する情報の発信・活用センター機能の整備
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1世紀にわたり蓄えた博物館情報や、最新の国や自治体の博物館情報を発信・共有し課題解決に活かす仕組みを整備する。
- 災害発生の直後から行える博物館への支援体制の充実
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支援物資や現地調査、初期のレスキュー等に必要な財源を、いつ何が起きても対応できるように備えておく。
- 博物館を利用しづらい人々への支援の充実
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車いす等だけでなく、視力や聴力が弱い人々が博物館を利用しやすい機器の支援等、全ての人が博物館を利用できる環境を整備する。
その実現のためにも、皆さまのご支援、ご協力が必要です。
寄付の方法
日本博物館協会の活動にご賛同いただきありがとうございます。当協会への一般寄付はクレジットカード、銀行振込、郵便振替でお受けしております。
用途を限定した特別寄付等については協会事務局にお問い合わせください。
クレジットカードでのご寄付はこちらから

銀行振込
みずほ銀行 虎ノ門支店 普通預金
口座名義:公益財団法人日本博物館協会
口座番号:1265847
銀行振り込みの場合、お振込み後、寄付金受領書の発⾏のため、事務局まで電話またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
電話:03-5832-9108
お問い合わせフォーム(お問い合わせ内容につきましては「その他」を選択してください。)
郵便振替
加入者名:公益財団法人日本博物館協会
口座記号・番号:00190-3-80123
日本博物館協会への寄付は寄付控除の対象になります
当協会は、内閣総理大臣より「公益財団法人」として認定(認定日は2013年(平成25年)3月21日、法人登記日は同年4月1日)を受けておりますので、当協会への寄付金には、特定公益増進法人(※)としての税法上の優遇措置が適用され、所得税法第78条及び法人税法第37条第4項の寄付金控除対象となります。
詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
※公益社団法人・公益財団法人はすべて特定公益増進法人と位置づけられています。